財務諸表を読むのが面白くなる本 企業分析・比較

財務諸表 投資

こんにちは!個人投資家マヤです。

私はとある大学の会計学科を卒業しています。

学生生活の4年間は会計学を中心に勉強してきたわけですが、当時は授業が全く面白くありませんでした。

元々は公認会計士を目指していましたから、どちらかというと事実の暗記計算に必死になっていたんですね。

しかし、財務諸表をもっと面白く読む方法があります。

それが「企業分析・企業比較」です!

財務諸表なんか全く読めないという方でも安心して下さい。

とてもわかりやすくて面白い本を見つけました。

公認会計士の川口宏之さんが書かれている『経営や会計のことはよくわかりませんが、儲かっている会社を教えてください!』です。

その名の通り、経営や会計の知識がほとんどなくても読めてしまうんです。

この本が面白い理由

  • 知識0でも基礎から学べる(財務諸表と儲け)
  • 有名な企業を実際に分析・比較(ヤマトVS佐川など24社)
  • 就活や投資にも役立つ

基礎から学べる(財務3表)

驚くほどド基礎から説明してくれます。

企業を分析したり比較するためのはある程度の会計用語への理解が必要となりますが、最低限必要な知識などを最初に分かりやすく説明してくれています。

例えば、財務諸表の中でも特に重要視される貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の意味とその関係。

他にも、企業にとって儲けは売上高や利益だけではないということが述べられています。

すでにある程度は会計の知識があるという方ならば冒頭のページは少し退屈かもしれません。

ですが私の場合はそんなド基礎ですら「今まで勘違いしていたな。」と思わされる部分がありました。

有名な企業で実際に分析と比較

この本では実際に有名企業24社を例に企業分析とその比較を行っています。

儲かっている会社

どうですかこのラインナップ!

私は書店でこの本の裏面に書かれたこのラインナップを見て読んでみたいと思いました。(笑)

こっちの企業のほうがシェアが取れていて売り上げも高いから・・・」なんて予想していても意外な企業に軍配が上がることもあります。

どんな戦いが繰り広げられているのか少しだけ紹介しておきます。

ヤマト運輸vs佐川急便

日本人なら誰もが知る有名企業2社ですよね。

皆さんはこの2社にどんなイメージをお持ちでしょうか。

正直言ってあのクロネコヤマトに勝てる運送業会社なんてあるのか?と思ってしまうほど運送業界のシェアはヤマト運輸が1番です。

売上高ももちろんヤマト運輸のようです。

ですが2社の営業利益営業利益率を見ると驚きの結果が待っています。

でもこの程度の分析なら少し会計を勉強すればわかるようにはなります。

しかし面白いのはこの後です。

皆さんアマゾンで商品を注文した際に届けてくれるにはヤマト運輸ではありませんか?

実はこれが大きくかかわってきているようなんです。

さらには運送業に人件費は必要不可欠ですから、コストコントロールも会社の利益を大きく分かつようです。

就活や投資にも役立つ

投資、特に株式投資をする上では財務諸表が読めることは絶対条件のようなものですから役立つのはもちろんですし、あまり気にしていなかった指標や比較の仕方は学べることが沢山あります。

第9章は「株主にとって魅力的なのはどっち?」という見出しで、ROEなどの指標を分析しています。

就活にも大いに役立ちます。

「とりあえず大企業に入りたい!」とお思いの方、『ヤマト運輸VS佐川急便』で分かるように業界のシェアが大きいからと言って必ずしも一番利益を上げている企業とは限りません!

例えば「この業界に就職したい。」と考えた場合でもセグメント利益は比較したほうがいいかもしれませんね。

セグメント利益では企業が本業で利益を上げているのかがわかります。

せっかく好きな業界に就職できてもその企業はすでに違う分野に力を入れているかもしれません。

第3章「本業で儲かっているのはどっち?」という見出しがあります。

他にも、「いろいろなことに挑戦するための元気(資金)があるのは?」なんてのも知っておきたいですね。

企業の今後の成長にもかかわります。

余談

学生時代は公認会計士を目指いしていましたので簿記がどちらかというとメインでいた。

つまり財務諸表を読むというよりは財務諸表を書く勉強ですね。

簿記で仕分けをしたりすることはなんとなく作業のようなイメージがあってあまり好きになれませんでした。

ですがまずは財務諸表を書く前に読んで、さらに比較できるようになると会計が面白くなります。

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