こんにちは、筋肉相場のマヤです。
今回は【筋肉痛と湿布】をテーマにお話ししたいと思います。
筋トレ初心者には、筋肉痛がひどくてジムに行けなくなってしまい、日にちが開いてしまううちにモチベーションが下がってしまって続かない・・・。
なんて経験をしている人も多いはずです。
さらに中級者以上のトレーニーでも少し久しぶりにする部位や、筋トレレップ数や方法を変えることで激しい筋肉痛に襲われることがあります。
そういった場合、筋肉痛の部位に湿布を貼りたくなります。
しかし、「筋肉痛の時に湿布を貼るのはよくない。」なんて噂を聞いたことがありませんか?
この記事を見ているという事はあなたも聞いたことがあるのかもしれませんね。
筋肉痛に湿布を貼るとどうなる?

筋肉痛の明確なメカニズムは未だ解明されていません。
わかっていることは、筋肉痛を引き起こしやすい筋トレ方法であったり、筋肉痛には筋肥大が見込めるような効果はないという事です。
筋肉痛が筋肉を合成している証拠であるならば筋肉痛の症状も喜ぶべきことですが、そうでないのならば湿布でも貼ってとっとと治したいですよね。
筋肉痛を治す手段として湿布は有効なのでしょうか。
痛み・だるさを和らげる
筋肉痛について他にもわかっていることは筋肉が炎症を起こし、熱を持った状態になっているという事です。
冷湿布を貼ることによって血管を収縮し、痛みが拡散するのを防ぐという事が可能になります。
さらに冷湿布の場合、温度を下げてくれるため、筋肉痛の部位がだるいような感覚も一時的に取り除いてくれます。
つまり、筋肉痛に湿布を貼る行為は痛みやだるさを和らげるという点において有効であるという事です。
実際に私も筋肉痛に対して湿布を試したことがありますが確実に鎮痛効果を実感できます。
私の場合、脚の筋肉に熱が籠ったような感覚が嫌で冷却目的で冷湿布を使っていることもありました。
温湿布の場合は炎症によって体温が上昇している部位をさらに温めることになるので、炎症が悪化する可能性があります。
超回復・自然治癒を妨げる?
筋肉痛の痛みの緩和やだるさの解消に湿布が有効であることはわかりましたが、湿布が良くないと言われている理由がもちろんあります。
自然治癒(超回復)の妨げになる可能性があります。
筋肉痛には直接的には筋肥大には関係ありませんが、筋肉が疲労していることには変わりありません。
筋肉痛の部位も自然治癒が行われて、結果的に超回復によって筋肉が合成されるわけです。
しかし、湿布を貼ってしまうことで血管が収縮し、結果的に血流の悪い状態を作り出してしまいます。
痛みが拡散しないようにすることは可能ですが、逆に回復に必要な成分が筋肉痛の部位に十分に行き渡らない可能性があります。
湿布を貼ることによって一時的に筋肉痛のつらさから逃れることはできますが、貼らない方が治るのが早く超回復も見込めるという事です。
危険信号を無視!?

私たち人間の痛覚、痛みを感じるという事は人体の危険信号です。
痛覚がないとどこまでも無茶をしてしまい、人体が疲労したり傷ついていることに気づけません。
筋肉痛も全く同じことが言えます。
筋肉痛がなければ毎日ジムに行って超回復が完了する前にさらに追い込んでしまい、筋肉の分解(カタボリック)を招いてしまう恐れがあります。
そういった意味で、筋肉痛も大事な危険信号なのです。
湿布に限らずその他の鎮痛剤、バファリンやロキソニンを飲むことも危険信号を無視する行為であるため注意が必要です。
勿論、痛みを緩和することが目的であり、鎮痛効果が持続している間に無茶をせず安静にしているなら問題ありませんが、痛みが和らいでいるからと言ってさらに筋肉を刺激してしまうような行為は危険です。
そういった理由も、筋肉痛に湿布は貼らない方がいいと言われる要因です。
まとめ&解決策
長期的に見て筋肉痛に対して湿布があまりよくないことが分かったと思います。
理由は、
冷湿布の場合温度が下がり欠陥が収縮してしまい、血流が悪くなる。
結果的に自然治癒(超回復)が妨げられ、回復に時間がかかる。
温湿布の場合温度が上がり逆に炎症がひどくなる恐れがある。
身体の危険信号を無視してさらに筋肉を傷つけてしまう恐れがある。
といった具合です。
解決策は鎮痛剤?

筋肉痛を治す方法を調べると、おそらくマッサージやぬるま湯などが紹介されると思います。
確かにそれらは適切な処置であり、可能ならそれが良いかもしれません。
ですが手っ取り早く痛みを何とかしたいと考える人も多いのではないかと思います。
そういった人にはロキソニンなどの鎮痛剤がお勧めです。
鎮痛剤であれば欠陥が収縮して血流が得あるくなる心配がありません。
問題は危険信号を無視することにつながるので、絶対安静が条件です。
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