数年前に比べて日本にもフィットネスジムが増えてきました。
特にコンビニジムと言われる24時間営業のジムです。
よく目にするものだと、エニタイム、ジョイフィットなどが代表的だと思います。
これらのジムは24時間体制で従業員が店内にいるわけではありません。
多くの場合は9時頃~19時頃まで従業員が働いており、それ以外の時間のジム内は利用者のみとなるわけです。
※例外のジムも存在します。
ですからジムのマナーも我々利用者が自主的に守っていく必要があるのです。
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意外と見られているジムマナー
毎回違うジム、違う時間にジムに行く方が稀なケースだと思います。
多くの場合は近くのジムであったり、行きやすい時間帯にも偏りが出てくるはずです。
そうなると顔見知りの利用者が増えてきます。
特に会話を交わすことがなくても、ジムでよく見かける人という関係になります。
ジムのマナーがなっていないとそれだけで人間性を疑われるなんてことになっても仕方がありません。
更に、ジムマナー違反を注意する利用者もわずかながらいます。
自分に非がある場合、いつも通っているジムの都合のいい時間帯に行きづらくなってしまいます。
ジムで働いている友人に聞いた話によると利用者がマナーを守っているかどうかは監視カメラでチェックし、IDで管理しているようです。
ジムマナーの重要度
ジムマナーの中にも正直どうでもいいと思ってしまうものから、なるべく守ったほうがいいマナーが存在します。
そんなジムマナーを重要度別で紹介していきたいと思います。
長時間にわたる器具・マシンの独占
重要度★★★★★
これはマナーというよりもルールに近いものです。
すべての人が平等にジムの利用料金を払っているわけですから、1人で器具を独占してしまうのはどう考えてもよくありません。
とは言ってもインターバルを長めにとったり合トレ(複数人で筋トレ)を行っているとどうしても時間がかかってしまいます。
「長時間の目安は?」
と聞かれてしまうと確かに難しいところですが、15分~20分と表記されている場合が多いと思います。
しかしここで重要なことは不当に独占していることが問題であるということです。
インターバルであっても合トレであっても、しっかりと筋トレをしているのかダラダラしているのかは見ればすぐにわかります。
ジムにおいてあるストップウォッチや時計、スマホなどでインターバルを測るそぶりさえしていればそれほど不快には思われません。
重りのつけっぱなし

ZOE-Animation-StudioによるPixabayからの画像
重要度★★★★★
これもマナーというよりはルールです。
重りを外さずに放置されている器具ほど迷惑なものはありません。
まず重りの付いている状態では使用中なのか、誰も使用していないのか判断が難しいという問題があります。
インターバルの間にトイレに行っているだけかもしれません。
器具やマシンの回転率を下げてしまう最悪な行動です。
他にも、25㎏のプレートが付いたままなんてことになると普段そんな重量を扱っていない人が使用したい際に取り外すだけでも苦労します。
怪我のリスクすらある迷惑行為だと言えます。
他の利用者を必要以上に見たり話しかける行為

Free-PhotosによるPixabayからの画像
重要度★★★★★
特に男性が女性の利用者をジロジロと観察したり、話しかけるような行為です。
女性がジムをなんとなく怖いと感じてしまう原因になります。
女性専用エリアなどが設けられ一定の需要があるということは、やはりそういった行為を迷惑だと感じている女性が存在しているという証拠です。
個人の価値観にはよるものの必要以上に話しかけたりする行為もマナー違反ととらえるべきと思います。
同性同士の場合でも、筋トレに集中している利用者に過度に話しかけるような行為は控えるべきです。
同じジムでコミュニケーションがとれるようになることは素晴らしいことではありますが、相手の表情やイヤホンの有無などから相手の気持ちを察することが重要です。
大声・ダンベルなどの騒音問題

Free-PhotosによるPixabayからの画像
重要度★★★★
賛否両論のある問題ではありますが、基本的にはよくありません。
声を出した方が力が入る。
限界まで追い込んだ後にダンベルを丁寧に置く余裕がない。
という意見は分かりますが、あくまで共有のスペースであるため、他の利用者をビックリさせてしまうような行動は慎むべきです。
それでもどこのジムに行っても騒音を立てる利用者はいるものです。
そんな場合はイヤホンをつけて行うことをオススメします。
イヤホンをつけているせいで自分が騒音を立ててしまっていないかを気にする必要はありますが・・・。
使用後の器具の消毒
重要度★★★★
コロナウイルスのような感染病の危険が特に重要視されている今は特に小まめに消毒を行う必要があります。
汗は誰でもかくものですからそれ自体には問題はありませんが、汗の付いた状態で放置されているのを不快に思うのは当然です。
器具やマシンを清潔に保つためには、使用前と使用後に消毒する必要がありますが、全員が協力して使用後に消毒していれば、消毒は一度で済むはずです。
服装・サンダル
重要度★★★
正直に言ってこの辺りからはどうでもいいのでは?
と思ってしまうジムマナーです。
運動に不向きな服装、サンダルなどでの筋トレに関しては個人の怪我のリスクは高まりますが他の利用者に迷惑をかけてしまうようなものではありません。
実際に怪我が発生した際にジム側が責任を負わされるというわけでもありません。
※入会時に怪我のリスクについては署名します。
過度の露出、もしくは上裸については問題があります。
私個人の意見としてはそれすらどうでもいいと感じてしまいますが、不快に思う人は一定数いる筈です。
「嫌なら見なかったらいい。」とはいっても同じ空間にいる以上どうしても目についてしまうということがあります。
番外編
マナーとはいえ個人の体質や価値観の違いから線引きが難しいと感じるマナーです。
重要度は非公開とさせていただきます。
清潔感や体臭
見た目における清潔感はある程度は保つべきです。
共有で使用する空間、器具やマシンな訳ですからこれはジムに限らず必要なマナーと言えます。
体臭についてですが自分では気づいていない場合や、汗の臭いである場合などは改善が難しいということがあります。
一度自分の体臭が他の利用者を不快にさせていないか考えたうえで、可能な限りでの臭い対策をしましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
私自身はジムマナーについて寛容な方なのですが、ほとんどのジムマナーが入会時の規定に記されていることばかりです。
ジムを利用する以上、そのジムのルール・マナーに従って行動するのは当然なのではないでしょうか。
パーソナルジムのようなトレーナーとの関係次第ではある程度応用の効くジムも存在するので、共用のジムを利用うする限りは全員でルールとマナーを守って筋トレに励みましょう。
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